退職代行「モームリ」が公開した利用者の退職理由に、Xで驚きの声が広がっています。
どんな内容が書かれていたのか。話題になっている企業はどこなのか。気になって調べた人もいるのではないでしょうか。
この記事では、モームリの公開資料にある退職理由、企業について分かっていること、Xのみんなの反応を紹介します。
モームリの退職理由は何が話題に?公開されたデータとは
今回の話題につながっているのは、運営会社のアルバトロスが2026年10月20日に公表した利用者データです。
創業から2026年9月30日までの累計利用者は51,935人。年代や職種、退職代行を使った経緯とともに、利用者から寄せられた「重い退職理由」8例が掲載されました。
その後、10月23日に公式Xが「100回以上利用された企業は4社、最多は188回」と投稿。退職理由の内容にも注目が集まっています。
退職代行モームリを100回以上利用された企業が、4社となりました。最多の企業は188回です。
— 退職代行モームリ (@momuri0201) 2026年10月23日
ハラスメントの事例は、利用者が勤めていた職場について、モームリが聞き取って紹介した内容です。
モームリが公開したハラスメント事例は?退職理由の内容
公開資料には、退職を考えるのも無理はないと感じる訴えが並んでいました。主な内容をまとめると、次の通りです。
- トイレの時間を計られ、始末書を求められた
30代の倉庫・物流の男性は、トイレをのぞかれ、外からスマートフォンで時間を計られたと説明。トイレにいる時間が長いとして、始末書を書くよう求められたそうです。 - 得意先にキスを求められても、上司が取り合わなかった
30代の事務職の女性は、得意先から無理にキスを求められ、上司に相談。しかし、うまく対応するよう言われたといいます。 - 上司に脅され、刃物を突きつけられた
販売職の20代男性は、上司から暴力をほのめかす言葉を浴びせられ、包丁を喉に突きつけられたと訴えています。 - 売上目標を達成しなければ休ませないと言われた
営業職の20代女性は、その日に150万円の売上を作らなければ休みはないと言われたほか、物を強く置くなどの威圧的な態度もあったとしています。 - 配属初日から、今後の仕事を妨げるような脅しがあった
販売職の30代女性は、不義理をしたら九州内で働けなくすると上司に言われたそうです。
このほかにも、性的な表現を交えた作業指導、教えられていない仕事での罵倒、ミスをした際の侮辱的な発言などが紹介されています。
「仕事が大変だった」だけでは片づけられない内容ですよね。相談した相手にも取り合ってもらえないとなると、自分で退職を切り出すことまで怖くなってしまいそうです。
猫のひとことモームリを188回利用された企業はどこ?会社名は公表された?
10月23日の公式投稿では、最多188回の企業名は明かされていません。
公式アカウントは続く投稿で、利用された企業ランキングをプレスリリースで近日公開する予定だと説明しています。
モームリを利用された企業ランキングは、プレスリリースにて近日公開予定です。
— 退職代行モームリ (@momuri0201) 2026年10月23日
また、公開された退職理由についても、事例ごとの勤務先名や、188回利用された会社との対応関係は示されていません。会社名が気になるところですが、今の段階で特定の企業とは言えません。
モームリの退職理由にXの反応は?驚きや共感の声
Xでは、事例への驚きだけでなく、退職代行への考え方が変わったという投稿もありました。一方で、利用回数の数字をどう見るかについての意見も出ています。
モームリの退職理由が「漫画の世界」と驚く声
公開資料の画像を添えたこちらの投稿では、退職理由の重さに驚いた気持ちが短い言葉で表されていました。
重い退職理由が、漫画の世界。
— 千代田区ワーママ (@JTCmama) 2026年10月23日
文字を追っているだけでも、そんなことが職場で起きるのかと驚いてしまいます。身近に経験がなければ、すぐには想像できない話かもしれません。
モームリの事例を見て「退職代行は必要」と考えが変わった人も
退職は自分で伝えればよい、と思っていた人からも、今回の内容を見て考え直したという反応がありました。
退職代行なんていらないだろと思ってたけど、これは必要。すみませんでした…。
— Kohta Ishikawa (@_kohta) 2026年10月23日
辞める意思があっても、それを安心して伝えられる相手ばかりとは限らない。今回の事例から、そこが伝わった人もいるようです。
モームリの利用188回に「もはや取引先レベル」と皮肉も
同じ会社に何度も連絡する状況を、取引先とのやり取りに重ねた投稿も見つかりました。
☎「いつもお世話になっております」って感じでもはや取引先レベル
— くろまる@配信用垢 (@kuromaru______) 2026年10月23日
188回という数字の大きさに、思わずそう言いたくなる気持ちも分かります。何度も利用されている背景が、気になるところですね。
モームリの利用回数は「社員数に対する割合も知りたい」
一方で、回数だけで会社同士を比べることへの疑問もありました。
その会社の社員数に対しての利用者数のパーセンテージを公開してほしい。
— チクワ (@dynamite_smile) 2026年10月23日
従業員が100人の会社と1万人の会社では、同じ回数でも受け止め方が変わります。利用回数だけでは、社員の何割が利用したのかまでは分かりません。
モームリの退職データに「同じ業界を離れたくなる気持ちが分かる」
会社を辞めるだけでなく、同じ業界で働くことも避けたくなる。その気持ちに共感する投稿もありました。
よくわかるよ…トラウマになっちゃうんだよね。
— “元・非正規のクンタキンテ”かほる (@abuttaika) 2026年10月23日
実際に今回の調査では、「次も同じ業種で働きたいか」に回答した874人のうち572人(65.4%)が「いいえ」と答えています。
理由には、業界への不信感やつらい経験のほか、違う仕事に挑戦したいという前向きな声もありました。
モームリの利用者はどんな人?公開データから分かること
累計51,935人のデータでは、20代が59.5%、30代が23.2%で、20~30代が全体の8割以上を占めています。
退職代行を利用した経緯としては、人間関係や職場環境への不満が18.8%。上司からのハラスメントは14.2%、退職の引き止めは10.8%でした。複数回答なので、それぞれの事情が重なる場合もあります。
一方で、「会社に非はなく、自己都合」という回答も17.2%あります。利用理由は人によって違うんですね。
なお、モームリは10月20日の発表で、現在は通常どおり営業を再開していると説明しています。
モームリが公開した退職理由とハラスメント事例のまとめ
今回注目されたのは、モームリが利用者から聞き取った、深刻な職場でのハラスメントの訴えでした。
Xには、内容への驚きや、退職代行が必要な事情を理解したという声が出ています。最多188回の企業については、今後の公式発表が気になりますね。



参考:株式会社アルバトロス「退職代行モームリ累計利用者51,935名分のデータを開示」(2026年10月20日)、退職代行モームリ公式Xおよび本文掲載のX投稿。2026年10月24日確認。









